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ライブカメラ画像自動取得商品データベース
作成ウェブサーバシステム【LiveBuilder】

LiveBuilderは、ネットワークカメラ(ライブカメラ)を利用して画像付き商品データベースを容易に構築、及びホームページを容易に更新可能とするシステムです。

【発明の名称】ライブカメラ画像自動取得商品データベース作成ウェブサーバシステム

【開発システムの名称】 LiveBuilder (ライブビルダー)

【システム説明】

  1. システム初期画面と各機能の説明

    以下の画面は、ネットワークカメラで店舗内の商品をライブ中継しWeb表示しているLiveBuilderの初期画面です。主な操作ボタンに番号を付けて機能を説明しています。



    各ボタンの説明
    カメラの移動ボタンです。矢印の方向へ移動ボタンを前後・左右に操作するとカメラの視点が移動し被写体映像が変わります。中心の□を押すことで、ホームポジションに戻ります。なお、映像中の画面をマウスでクリックすることによってもクリックした点を中心点として移動させることが可能です。
    カメラのズームボタンです。映像の拡大(ズームイン)、縮小(ズームアウト)が行えます。
    映像の明るさを調節できます。取得画像の明るさにもなります。
    カメラのオートフォーカス(自動焦点)ボタンです。
    画像サイズ指定ボタンです。このボタンを押すと、マウスで範囲を囲うことができる範囲選択モードになります。映像画面上の被写体の範囲を指定して画像サイズ範囲を決定します。決定した画像サイズ範囲は、マウスで任意に移動させることが可能です。
    範囲指定枠のサイズを、横幅・縦幅の数値(Pixel)の入力によって画像サイズ範囲を決定することが可能です。店舗内の商品画像を同じサイズで作成したい場合や画像サイズを正確に確保したい場合に利用します。また、上記の@で範囲指定した現在の範囲のサイズを表示します。数値(Pixel)の再入力によりサイズの変更を行なうことが可能です。
    リセットボタンです。選択している範囲を消去して、範囲選択前に戻ります。
    登録ボタンです。選択した画像サイズ範囲の映像から静止画像を生成します。別途、商品情報入力フォームが表示されます。

  2. 商品画像指定画面と操作方法

    上記機能を使用し、目的の映像を表示して、任意の範囲を選択することで、選択範囲を切り取った画像にすることができます。

    事例1 酒(3本)の一定範囲を画像生成する場合には、明るさや焦点を合わせた後、上記D又はEの操作により、画面のように被写体部分を画像範囲指定し、マウス操作で正確に画像範囲を合わせます。その後に上記、Gの登録ボタンを押します。 事例2 酒のラベルの絵を画像範囲して画像生成する場合には、ラベル部分をクリックし、被写体を中心点としてAの操作によりズームし、上記D又はEの操作により、画面のように被写体部分を画像範囲指定し、マウス操作で正確に画像範囲を合わせます。その後に上記、Gの登録ボタンを押します。

  3. 商品情報登録画面と操作方法

    前画面で登録ボタンを押すと商品情報登録画面が表示されます。商品情報登録画面には、範囲指定した被写体商品画像が生成されて表示されます。
    商品情報登録画面では、商品名、価格、商品説明のテキスト入力が可能な他、再度、生成された画像の画像サイズ調整(100%〜25% の範囲での縮小)を行なうことが可能です。 基本入力フォームは、商品名、価格、商品説明ですが別途様々にカスタマイズが可能です。なお、一つの商品に対して、前後・左右等複数台のネットワークカメラを利用する場合には、複数の画像を同時に取得し一つのデータファイルとすることも可能です。


  4. 商品データベース Web 表示画面と説明

     上記手順によって生成された商品画像とテキストの商品情報は、1つのデータファイルとして自動的に商品データベースへ登録され、Web上で画面のように自動的にショッピングカートとして構築することが可能です。
    ショッピングカート機能を必要としない場合は、ただの商品紹介リストとして活用することも出来ます。
    また、登録した商品データは、キーワード検索を行うことができます。上記の事例は、店舗内の商品データベースを自動的に作成しネット販売システムを構築する事例ですが、ネットワークカメラの前に商品を置き、商品を次々に入れ替えることによっても簡単に商品データベースの構築が可能になります。また、商品データベースではなく、日々のお奨め商品の紹介ページを作成する場合にも利用が可能になります。


【技術分野】
 本システムは、インターネット等の通信回線を利用し、ライブカメラを店舗に設けて店舗内に陳列した商品を撮影し、中継される商品のライブ映像を見ながら通信回線に接続された店舗管理者端末から、商品のライブ映像からの商品静止画像データを自動的に取得し、ウェブ上で閲覧可能な商品データベースを構築することが可能なウェブサーバシステムに関するものです。

【背景技術】
 近年、インターネット等の通信回線が発達した社会において、インターネット等を介した商品受注システムや商品在庫システムなどに商品データベースが利用されています。商品画像をWeb表示するには、デジタルカメラ等の撮影機器で商品を撮影し、その画像データをパソコン等コンピュターに保存し画像処理ソフトで加工して、Web表示可能な画像データに変換し、その商品画像データと商品説明文章をWebサーバにデータ転送する方法が利用されています。
 さらに、インターネットを介してライブカメラによるライブ映像をWeb表示するカメラシステムは、既に観光案内や防犯等の監視システムや店舗内の映像を見ながら買い物をする店舗システム(LiveAction)として利用されています。

【システムが解決しようとする課題】
 しかしながら、上記の従来のWebサーバに画像を含む商品データベースを構築する方法では、都度デジタルカメラ等の撮影機材で画像データを取得し、そのデータをパソコン等の画像処理端末に画像データを保存し、画像処理ソフトで画像調整を行い、Web表示可能な画像規格に変換し、商品説明と作成した画像データを付加したホームページデータを作成してウェブサーバにデータ転送する作業が発生します。Webサーバにプログラムにより自動的に画像データと商品説明文章を転送する方法(CGI: Common Gateway Interface)も利用されていますが、画像データを作成する作業工程は変わらないものであり、都度面倒な作業が発生するとともに、撮影機材や画像処理ソフトの利用技術の知識を要するほか、静止画データの取得と画像サイズ調整と画質調整と文章入力とWebサーバへのデータ転送を一括して行なうことができません。
 即ち、従来のWebサーバに商品画像を含む商品データベースを作成する方法では、商品画像の取得と商品画像調整と商品説明の文章入力とWebサーバへの商品データ登録作業工程は、システム上において連動していないため非効率な作業を行なわなければなりませんでした。また、商品画像を含む商品データベースは、商品受注システムや商品在庫システムに利用されるため、日々の商品データの追加や修正作業が頻繁に発生し中小商業者では容易に管理できないという問題がありました。
 そこで、本発明では、ライブカメラに映し出されるライブ中継映像から商品静止画データをWeb上に自動的に生成し、そのデータの画像調整と商品説明の文章入力とそれら商品データのWebサーバへの登録とを一貫したWebサーバシステムとしてシステム連動させることにより上記従来の問題を解決することを可能としました。

【システムの効果】
 LiveActionは、次のような効果を発揮することが可能です。
  1. ウェブサーバに商品画像を含むデータベースを構築する場合に、商品画像の取得と商品画像調整と商品説明の文章入力とWebサーバへの商品データ登録作業工程を一貫したシステムとしてWeb表示画面上で一括処理することが可能となり、作業時間の短縮による効率的な商品データベースの構築と運営管理が可能となります。

  2. デジタルカメラ等静止画取得機材や専用の画像処理ソフトやファイル転送ソフトの利用がなくなるため、それぞれの利用技術の知識修得がない場合でも容易に画像を含む商品データベース構築が可能となり、専門的な情報技術のない中小商業者や商品データを頻繁に更新する流通業者にも容易に利用が可能となります。

  3. 日々、更新の必要なホームページの自動更新ツールとしての利用が可能になります。
【利用分野】
  1. 当社 LiveAction への応用利用
     LiveActionは、映像上で被写体をクリックすることによりショッピングを可能とするシステムです。LiveActionは、商品情報の登録時に商品範囲を指定して商品情報登録を可能とするシステムであり、この情報登録時に画像つきの商品データベースを自動的に構築することも可能となるわけです。すなわち、ライブショッピングと通常の画像つきの受注システムを同時に構築が可能となります。ライブショッピングは、カメラ操作の待ち時間が発生するため、同時アクセスに対して通常の画像つきの受注システムを提供することが可能です。

  2. 当社@PAGEへの応用利用
     @PAGEは、ホームページ自動作成レンタルサーバーシステムでお奨めコナーでは、商品の買い物籠システムが自動的に構築可能となっています。しかしながら、写真画像の取り込みは自動化されていません。開発システムを利用することにより効率的な運用が可能となります。

  3. 在庫システム・商品発注システム等商品データベースの効率的な構築
     多数の商品や頻繁なデータの更新を行なう中小商業者や流通業者の在庫システム・商品発注システム等商品データベースの効率的な構築が可能となります。
     また、複数台のライブカメラを利用することにより前後・左右等の画像を同時に取得することが可能となり中古自動車の在庫システムとしても利用可能です。

  4. ホームページの自動更新ツール
     毎日の同一場所への取材やスポーツ中継の即座のホームページ発信とデータベース化、レストランにおける本日のランチや弁当の情報更新、自然景観の情報発信におけるホームページの自動更新に活用が可能になります。

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