インターネットを介して提供されるWebカメラ(ライブカメラ)の映像に映し出される被写体を認識し、その被写体情報をWebカメラ(ライブカメラ)の映像上に表示することを可能とし、映像画面上で買物かごシステムなどのシステムを動作させることを可能とするシステムです。ショッピングやギャラリーシステム・自然観察システムに応用が可能です。
被写体認識Webカメラ(ライブカメラ)買物システム【LiveAction-Shop】
インターネットを介して、店舗内を閲覧し店舗内に陳列されている商品にマウスを当てるとリンク表示がされるとともに商品名が吹き出しで表示されます。商品範囲をクリックすると商品の説明表示と発注システムが表示され買物が可能となるシステムです。
本システムの活用により、既存店舗を活用したネット販売が可能になり、しかも閉店後も照明をつけておくことにより24時間の営業が可能となります。被写体認識システムは、カメラのパン(横移動)チルト(縦移動)ズーム(拡大・縮小)に同期しており、店内全体及び一部分の視野範囲への制御も可能です。
- 【LiveAction-Shop】のシステムの主な特徴・機能
○購買者側の機能
- 映像上被写体認識商品情報表示機能
映像上に見える商品(被写体)にマウスを当てることによりリンク表示がされ、商品名が表示されます。商品(被写体)をクリックすることによりその映像画面上に商品情報がレイヤー表示されます。これにより、確実にその商品(被写体)と商品情報がシステム上連動し、一致することの証明が可能になります。 消費者は、実物の映像情報ばかりでなくその商品情報を正確に把握することが可能になります。
- 映像上商品発注機能
映像上に表示されたレイヤー表示画面上から発注システム(買い物かごシステム)を起動することが可能です。また、別途、カスタマイズすることにより詳細商品情報へのリンクすることや動画説明画面や音声の出力することも可能です。発注方法は、電子決済等任意の方式に対応することが可能です。
- 映像上商品画像取得機能
発注の証拠として映像が発注画面上で画像化され保存・印刷が可能なほか、店舗側に画像添付でメールすること叉はサーバーの受注データベースに格納することが可能です。
- 発注商品の集計機能(買物かごシステム)
映像画面上で発注選択された個々の商品は、別途表示される本発注画面上に自動集計され氏名・住所・送付先・支払方法等記入により発注することが可能です。また、カード決済を行なうことも可能です。
- 店舗内登録商品一覧表示・検索機能
消費者は、Webカメラ(ライブカメラ)上で閲覧可能な店舗内の商品情報を一覧表示として確認することが可能です。店舗内に目当ての商品があるかどうかの確認が容易にできます。また、一覧表示されたデータを検索することが可能です。
- 商品一覧表示画面発注機能(買物かごシステム)
店舗内の映像画面上の商品在庫情報と商品一覧表示は、同一のものです。
Webカメラ(ライブカメラ)操作優先権が他者にある場合や映像画面上から実物や在庫を確認しなくてもよい場合に商品一覧表示画面から容易に発注することが可能です。
- Webカメラ(ライブカメラ)優先操作機能
1台のカメラの制御は、1つの制御信号により動作します。このため、複数の買物者が同時に操作すると買物に混乱が生じてしまいます。このため、優先操作ボタンを操作することにより予め店舗が設定した映像上商品選択時間内(Webカメラ(ライブカメラ)優先操作権)は、優先して買物を行なうことが可能です。なお、買物者の名前や住所・連絡先等の具体的な発注手続きはこの優先時間に含まれず、余裕を持って行なうことが可能です。
- 買物時間タイマー表示機能
優先操作ボタンを押すと予め店舗が設定した時間がタイマーとして映像画面上に表示され、目で経過時間を確認することが可能です。
○店舗管理者側機能
- 商品情報登録機能
商品情報登録は、以下の2つの方式があります。業種及び店舗形態や扱う商品により優劣があるため採用時に登録方式を決定する必要があります。
○被写体範囲登録方式
実際に映像上に見える商品の形状範囲を指定し、商品情報を登録する方式で都度陳列されている商品範囲を指定して登録する方式です。販売する商品棚や商品の形状に関係なく利用できるため、都度の登録の手間はかかりますがあらゆる商品を扱う店舗に利用することが可能です。
○バーチャル棚登録方式
店舗内の実際の棚に連動した仮想棚があり、実際の棚と仮想棚が連動しているシステムです。仮想棚は、番号化されておりその仮想棚に商品情報(商品名・説明・価格等)を登録する方式です。予め陳列があり、商品の形や大きさが均一の場合に適している。映像上における商品範囲を都度指定する必要はありません。
- 商品注目度・発注分析機能
店舗内の商品のどの商品が幾つ発注されたかが商品管理画面に一覧表示され容易に確認可能です。
また、管理画面で店舗内のどの商品の説明を閲覧したかの統計データが表示され商品分析が可能です。実際の店舗における来客による店内の回遊では把握できない情報を得ることが可能です。
- 在庫管理機能
店舗の商品在庫登録が可能で、ネット上に表示される商品情報表示欄に在庫情報も表示することや管理画面でそれぞれの在庫が確認可能です。
ネット上で実際の発注がされると在庫情報は減算され、在庫以上の発注がされると「完売・ごめんなさい」の表示がされます。
- 買物時間タイマー設定機能
Webカメラ(ライブカメラ)の映像画面上に表示される買物時間タイマーは、店舗側で時間設定することが可能です。
- アクセス数管理機能
管理者画面上で、本日、昨日及び累計のアクセス数を把握することが可能です。
- Webカメラ(ライブカメラ)ショッピングの導入のメリットと既存ネットショッピングとの相違
- 店舗販売における買物客の時間と空間の制約の排除
実際に、行きたい店舗に買物やウィンドウショッピングに行きたい場合でも、
閉店後であったり遠隔地であるため行けない場合があります。こうした時間や空間の制限を越えて、いつでも・どこからでもインターネットを介してショッピングを行なうことが可能となります。また、携帯電話等モバイル機器からでも閲覧が可能です。
- 店舗の有効活用による24時間販売等店舗稼働率のアップ
通常、店舗は、閉店後営業活動は停止しますがシャッターを閉めた後でも照明をつけて置くだけで無人で営業活動を行なうことが可能です。基本的に照明やWebカメラ(ライブカメラ)及びルーター等の少額の電気代で運営が可能になります。
- 店舗の防犯システム効果
店舗内は、無人の場合でもWebカメラ(ライブカメラ)でインターネットを介して世界中に公開されています。その事実をシャッターや表示版等に表示することにより防犯対策が可能です。別途、Webカメラ(ライブカメラ)専用録画プログラムを利用することにより、ドアの開閉や人物の動作等に対して自動的に動画保存することや静止画保存することが可能です。
- 実際の店舗や商品を閲覧することによる心理的効果
買物客がその店舗が実際に存在することや商品が実際に在庫として存在することを認知することによって、買物客の店舗や商品に対する信用効果がはたらきます。
また、旅行の時のお土産の購入やホームセンターやデパート等のショッピングセンター等におけるショッピング行動と同様に「ついで買い」を誘発する可能性があります。
- Webカメラ(ライブカメラ)ショッピングの問題点の克服
株式会社つくばマルチメディアでは、2003年3月に、Webカメラ(ライブカメラ)によるショッピングシステムを発表し日経新聞・日刊工業新聞等に取り上げられました。ところで、このシステムでは、映像上に映し出される商品は店舗内の現実であり、その商品(被写体)と発注システムが連動していないということが確実に利用者がその商品を買ったことの証明ができないという問題がありました。
この問題は、特定商取引に関する法律において、ネット販売に関してクーリングオフ制度が適用されないという点、及び特定商取引に関する法律自身が、消費者に誤認を与える販売方法を規制する法律であるため問題になる可能性がありました。
【LiveAction】は、実写映像上の商品(被写体)とその商品情報の表示と発注システム等のプログラムを連動させる事により、消費者が実写映像上での発注行為に対して誤認を与えない発注方法を可能としました。
- 必要機材及び環境
- IPネットワークカメラ
メーカーによっては、使用できないものがあります。既に設置されているものを
ご使用になられる場合には予めご相談ください。

- カメラコントロールユニット
ネットワークカメラメーカが予めシリーズとして用意しているものの他、市販のものをご利用いただけます。
- 無線LANアダプタ
天井や壁等、室内でもLANケーブルの配線が困難な場合にご利用をお奨めします。
- 専用回線
店舗内にインターネットの光接続やADSL等の専用回線の接続が必要です。
- 電源
ネットワーク回線とは、別途、ネットワークカメラには別途電源が必要になります。
場合によっては、電源配線工事が必要になる場合があります。
- システムの応用
本システムは、当社開発の全方位映像誘導システム【V-mavi】と合体することにより、商店街やショッピングセンターのシステムとしてより差別化されたシステムとなります。合体したシステムについては、平成16年度財団法人地域総合整備財団の「e-地域ビジネス」に採択され、つくば市の支援事業として当社を含め地域12社で「バーチャル&リアルタイムショッピングストリート構築事業」を実施されます。
また、本システムは、バーチャルギャラリーシステム、住宅展示場システム、中古自動車展示場システム等様々な応用が可能です。
○基礎研究開発事業
- 平成15年度創造技術研究開発事業採択
「被写体認識・映像画面上情報制御Webカメラシステム」:経済産業省
- 平成15年度先進技術型研究開発助成金採択
「GIS連動被写体確認ライブカメラシステム」:通信・放送機構
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